2008年 12月 16日
深沢功コントラバス・リサイタル |
昨晩は九州交響楽団首席コントラバス、深沢功くんのリサイタルが大阪フェニックスホールでありセンチュリーの定期の練習の後、聴きに行っておりました。 K
プログラムはシューベルト:アルペッジオーネ・ソナタを始め後半のピアソラ、ボッテシーニのカップリッチオ・ブラブーラなど。
オーケストラチューニングの弦を張った名器ガリアーノの野太い音で心地よい音楽を堪能させてもらいました。
私もそうですがコントラバスで独奏するときは、ソロチューニングといって幾分細めのタイプで、メロディーラインが浮き立つ様に全ての弦を一全音高く調弦して演奏するのが世界的に普通なのですが、彼は敢えて普通の調弦で野太い音で音楽を綴っていきます。彼のリリースしているCDも全てそうです。
私のCD"MOLTO BASSISSIMO"のコンセプト、バスらしい太くて重量感溢れる音にこだわる点では共通しているので余計に楽しく聞くことができました。
来年の私のソロもスケジュールがぼちぼち決まりつつあるし、新たなアイディアやヒント、モチベーションをたくさん貰えた演奏会でした。
人の演奏会へ行くという事は演奏スタイルや曲目構成、アプローチの仕方など勉強になるし日々の忙しさにかまけて失いがちになる自分の音楽を磨く・・・・ちょっと言い過ぎですね(笑)日々の練習やソロの勉強へのモチベーションを高めてもらえるので貴重です。
今回はカッチーニの”Ave Maria"をアンコールに演奏
弾き終わるや否や袖に引っ込まずにそのままもう一曲、
サラサーテのチゴイネルワイゼンを直ぐさま弾いたのは粋な演出でした。
終演後は9月からPAC(兵庫県立オーケストラ)の新しいメンバーになった二人のアメリカ人ベーシストも伴って打ち上げに顔を出し深沢くんと語り午前様となったKでした。
ここをワンクリックして「Blogランキング」にご協力下さい。
Danke schoen.
今回の定期のプログラムの中の一曲、
ヒンデミット「ウェーバーの主題による交響的変容」
小難しい感じの名前ですがヒンデミットの戯けた一面、独特のユーモアに溢れた曲です。
戯けていてもどこか生真面目さが垣間見えるドイツ人らしい曲で何回も練習で繰り返し弾いているとなぜか妙にはまります。
プログラムはシューベルト:アルペッジオーネ・ソナタを始め後半のピアソラ、ボッテシーニのカップリッチオ・ブラブーラなど。
オーケストラチューニングの弦を張った名器ガリアーノの野太い音で心地よい音楽を堪能させてもらいました。
私もそうですがコントラバスで独奏するときは、ソロチューニングといって幾分細めのタイプで、メロディーラインが浮き立つ様に全ての弦を一全音高く調弦して演奏するのが世界的に普通なのですが、彼は敢えて普通の調弦で野太い音で音楽を綴っていきます。彼のリリースしているCDも全てそうです。
私のCD"MOLTO BASSISSIMO"のコンセプト、バスらしい太くて重量感溢れる音にこだわる点では共通しているので余計に楽しく聞くことができました。
来年の私のソロもスケジュールがぼちぼち決まりつつあるし、新たなアイディアやヒント、モチベーションをたくさん貰えた演奏会でした。
人の演奏会へ行くという事は演奏スタイルや曲目構成、アプローチの仕方など勉強になるし日々の忙しさにかまけて失いがちになる自分の音楽を磨く・・・・ちょっと言い過ぎですね(笑)日々の練習やソロの勉強へのモチベーションを高めてもらえるので貴重です。
弾き終わるや否や袖に引っ込まずにそのままもう一曲、
サラサーテのチゴイネルワイゼンを直ぐさま弾いたのは粋な演出でした。
終演後は9月からPAC(兵庫県立オーケストラ)の新しいメンバーになった二人のアメリカ人ベーシストも伴って打ち上げに顔を出し深沢くんと語り午前様となったKでした。
ここをワンクリックして「Blogランキング」にご協力下さい。
Danke schoen.
今回の定期のプログラムの中の一曲、
ヒンデミット「ウェーバーの主題による交響的変容」
小難しい感じの名前ですがヒンデミットの戯けた一面、独特のユーモアに溢れた曲です。
戯けていてもどこか生真面目さが垣間見えるドイツ人らしい曲で何回も練習で繰り返し弾いているとなぜか妙にはまります。
by prost-familie
| 2008-12-16 19:28
| コンサート