2006年 07月 27日
子供のためのヴァイオリンコンクール |
7月25日・26日の二日間、AとMは京都アルティホールで「子供のためのヴァイオリンコンクール」に携わっていました。
今年は第18回めを迎えましたが、Mは第1回の時、小学校1・2年生の部門出場で金賞を頂き、高校1年生の時からはコンクール主催側のお手伝いをしています。今年の参加者はなんと163名!2名の審査員の先生にはこの二日間、163名それぞれの演奏をじっくり聞きながら一人一人にコメントを書いて頂き、そして私達指導者グループ6名でサポートをして審査を進めました。
毎年、最初は園児の部門から始まるのですが、まあその可愛いこと!。年少さんといえば5才くらいですよね。
暗い舞台袖からいきなりライトの眩しい大きなステージに登場して、びっくりするのか戸惑ってしまってうじうじ、もじもじ。
ステージ中央までなかなか辿り着けないちびっ子ヴァイオリニストたち。でもいざヴァイオリンを構えて弾き出すと何のてらいもなく実に堂々と演奏をします。
最近は親子の二人三脚でママが伴奏者という微笑ましいパターンが多いのですが、なんだかママの方が緊張しちゃって、あれ?、あれ?、あれえ・・・・・。「ママ頑張って!」と審査員席から心の中でエールを送るなんてことも。
そして小学校1・2年生から中学生の部門へとだんだん学年が上がり、趣味ながらも大きな緊張する舞台で精一杯の演奏を聴かせてくれた人、もう既にたくさんの場数を踏んできて審査員の先生を「うう〜ん」と唸らせるほどの素晴らしい演奏を披露してくれた人、「のだめカンタービレ」の峰君!と呼びかけたくなるような微笑ましい彼。それぞれヴァイオリンを学ぶ環境は違っても、同じ空間の中で演奏を通して自分のメッセージを伝えたいという気持ちは同じです。
私達指導者グループもこの18年間、このコンクールはどうあるべきかと試行錯誤を繰り返してきました。年々激しさを増す塾熱。
子供達の感性の芽を伸ばす時間がどんどん奪われてきています。ほんの30〜40年前に誰がこの忙しく日々時間に追われる小学生達の姿を想像出来たでしょうか。
日進月歩で進むデジタル化の世の中で絶対に置き去りにされてはいけない生の音楽は人間そのものです。
見事なテクニックを披露する子供達がこんなにたくさんいるのに、心の奥にまで訴えかけてくれる演奏になかなか出会えないのはどうしてなのでしょう・・・・。
上の写真は審査員の先生が楽屋に戻ってこられるのを待つM。接待の心得はプロ級。
そしてステキな賞状でしょ?
このコンクールのお楽しみの一つが夕食会です。
一日め終了後にいつも決まって訪れるレストランがあります。ご夫婦二人で切り盛りをしていらっしゃるカウンター席のみの小さなお店ですが、次々と出てくるお料理はどれも美味しい。まずは夏限定のあっさり味の地ビールで乾杯!「フレンチ〜」という名前のお店ですが、今年は湯葉の煮物までたっぷりと頂きました。京都ですもね。
ブログ初心者のAはデジカメを持って行っていたにもかかわらず、夢中で美味しいお料理を食べ尽くし、ほろ酔い気分になった頃にやっと思い出してカメラの出番、みんなの記念撮影だけになってしまいました。残念! 翌日は絶対に忘れまいと、コンクール終了間際になんとか少しばかりのスナップをゲット出来ました。
だってそれどころじゃなかったですよ。
A
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Danke schoen.
今年は第18回めを迎えましたが、Mは第1回の時、小学校1・2年生の部門出場で金賞を頂き、高校1年生の時からはコンクール主催側のお手伝いをしています。今年の参加者はなんと163名!2名の審査員の先生にはこの二日間、163名それぞれの演奏をじっくり聞きながら一人一人にコメントを書いて頂き、そして私達指導者グループ6名でサポートをして審査を進めました。
毎年、最初は園児の部門から始まるのですが、まあその可愛いこと!。年少さんといえば5才くらいですよね。
暗い舞台袖からいきなりライトの眩しい大きなステージに登場して、びっくりするのか戸惑ってしまってうじうじ、もじもじ。
ステージ中央までなかなか辿り着けないちびっ子ヴァイオリニストたち。でもいざヴァイオリンを構えて弾き出すと何のてらいもなく実に堂々と演奏をします。
最近は親子の二人三脚でママが伴奏者という微笑ましいパターンが多いのですが、なんだかママの方が緊張しちゃって、あれ?、あれ?、あれえ・・・・・。「ママ頑張って!」と審査員席から心の中でエールを送るなんてことも。
そして小学校1・2年生から中学生の部門へとだんだん学年が上がり、趣味ながらも大きな緊張する舞台で精一杯の演奏を聴かせてくれた人、もう既にたくさんの場数を踏んできて審査員の先生を「うう〜ん」と唸らせるほどの素晴らしい演奏を披露してくれた人、「のだめカンタービレ」の峰君!と呼びかけたくなるような微笑ましい彼。それぞれヴァイオリンを学ぶ環境は違っても、同じ空間の中で演奏を通して自分のメッセージを伝えたいという気持ちは同じです。
私達指導者グループもこの18年間、このコンクールはどうあるべきかと試行錯誤を繰り返してきました。年々激しさを増す塾熱。
子供達の感性の芽を伸ばす時間がどんどん奪われてきています。ほんの30〜40年前に誰がこの忙しく日々時間に追われる小学生達の姿を想像出来たでしょうか。
日進月歩で進むデジタル化の世の中で絶対に置き去りにされてはいけない生の音楽は人間そのものです。
見事なテクニックを披露する子供達がこんなにたくさんいるのに、心の奥にまで訴えかけてくれる演奏になかなか出会えないのはどうしてなのでしょう・・・・。
上の写真は審査員の先生が楽屋に戻ってこられるのを待つM。接待の心得はプロ級。
そしてステキな賞状でしょ?
このコンクールのお楽しみの一つが夕食会です。
一日め終了後にいつも決まって訪れるレストランがあります。ご夫婦二人で切り盛りをしていらっしゃるカウンター席のみの小さなお店ですが、次々と出てくるお料理はどれも美味しい。まずは夏限定のあっさり味の地ビールで乾杯!「フレンチ〜」という名前のお店ですが、今年は湯葉の煮物までたっぷりと頂きました。京都ですもね。
ブログ初心者のAはデジカメを持って行っていたにもかかわらず、夢中で美味しいお料理を食べ尽くし、ほろ酔い気分になった頃にやっと思い出してカメラの出番、みんなの記念撮影だけになってしまいました。残念! 翌日は絶対に忘れまいと、コンクール終了間際になんとか少しばかりのスナップをゲット出来ました。
だってそれどころじゃなかったですよ。
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Danke schoen.
by prost-familie
| 2006-07-27 09:05
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