
今日はスケジュールを調整して久しぶりの完全オフ。朝からマウンテンバイクで岩湧山(897m)に登ってきた父
Kです。頂上一帯は神社仏閣の茅葺き屋根を葺くためのメン萱(かや)の畑になっているため木は一本もなく見晴らしが良く毎年11月には一面見渡す限りのススキが原になるのです。

岩湧山に登るときいつも立ち寄るふもとの村・日野の食料品店「久保商店」。そこでおにぎりを握ってもらって登攀するのですが今日は特別なおにぎり!! 住職が持ってきたお寺でとれた零余子(むかご)だとかでそれで炊いた零余子ご飯でおにぎりを作ってくれました。
久保商店は山の村の「何でも扱う食料品店」ですが全てにこだわりのお店。厨房にいる大宅さんは調理師の免許もあってなんでも手作り。一昨年末も
正月用手作り味噌を作っておられたし、毎朝おじいちゃんが遠い木津市場まで新鮮な魚を仕入れに行きお店に置いています。今日も「あんこうあります」「ひっさげ(鰹の一種)あります」と店先の段ボールに大書きしておいてありました。今日の帰りにもこの段ボールの書き付け見て寄ったよとお店の中にしつらえられたカウンターでひっさげのお刺身を肴に一杯飲んでいる常連さんがいましたし。僕がこのお店に立ち寄るようになったのも店先の「おにぎり握り
□」の段ボール見たからですしね。
村の寄り合いの為に炊いていた珍しい
なにわ伝統野菜「こつま南京」を炊いた物をごちそうになってからいざ出発!堅くて小さいけれど味の濃いカボチャでした。
紅葉を期待して岩湧寺を経由しましたがまだ少し早すぎたようで残念ながら未だ色づいてはいません。この辺りの見頃は来週かな? 寺の裏から丸太階段の多い急峻な尾根道を自転車担いで一気に登り岩湧山の頂上へ向かったのですが、一面銀世界の様なススキが原に出たときは今が見頃だと言うことをすっかり忘れていただけに感動しましたね。

今日は雲一つ無い快晴で大阪湾はもとより淡路島、関西空港島、明石大橋、六甲山系、大阪平野、生駒山系全部が一望の下に見下ろせて気分は最高!
零余子おにぎりと携帯コンロでお湯を沸かして作った熱々のどん平のきつねうどんの味も格別に感じますねぇ(笑) 空を見上げると飛行機から見る成層圏の空に近くて、青空というよりは蒼天という方がぴったりな色合いで心洗われます。
眼下に広がる大阪平野とそこをびっしり埋め尽くす高層ビルや建物。そこで何百万人の人がひしめき合って仕事や生活していることに思いを馳せると日々の細かい悩み事などとても小さな事のように思えてきます。

そうして帰りにもう一度久保商店に立ち寄り美味しい手立てコーヒーをご馳走になっていたら、今度は珍しい幻のなにわ伝統野菜「天王寺蕪」のお漬け物があるから持って帰りなさいとお土産に頂き夕食で早速賞味。なんでも長野名物「野沢菜」のルーツだとかで大正時代には消滅していたのが数年前に偶然種がみつかり府の農林試験場で栽培し目下広まりつつあるのだとか・・。 その謂われ通り葉っぱの部分は野沢菜そのもの(こちらがルーツか^^;) カブラの部分はきめの細かい舌触りで濃い味。ただ写真の頂き物もそうですけれど蕪が大きくならず小さい部分に割れやすい、鬆(す)が入りやすい、虫が付きやすいetc.で作られなくなってしまったのだとか。 小さな村の何でも屋さんなのにいつも色々教えてもらえます。
今度は年末に寄って手作り味噌をご馳走になろうかな(笑)
K
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Danke schoen.