2007年 02月 11日
三千院・初午大根炊き |
長女Mです。今日は、祖母と一緒に大原・三千院の初午大根炊きに行ってまいりました。連休中という事もあって、京都はいつにもまして人・人・人・・・ものすごい混雑でした。
まず拝観料を払って中に入り、お寺を見学します。境内の美しい苔と杉の木はいつ来ても見事。そして境内お散歩のあとは、お楽しみの大根炊き接待。びっくりするような立派な大根をいただきました。大根炊き用の特別な大根を育てるのでしょうか?こんなに大きいのにしっかり味がしみているのも驚きでした。縁起物なので味に期待は抱いていなかったのですが、寒い中であったかい大根を頬張る幸せもあいまって、思いのほか美味しかったです。今日は時間の都合上行きませんでしたが、大原での我が家のイチオシ寺(?)は宝泉院!少し奥まったところにある小さなお寺ですが、庭園の緑と室内の緋もうせんのコントラストが美しく、我が家の年賀状にも登場しています。
さて、我々は大原を出て、次なる目的を果たすために四条河原町までバスで出て、新京極の“乙羽”さんへ。私が京都に住んでいた頃から、冬の風物詩・むしずしを食べにくるのが、祖母との冬の楽しみになっています。前回は確か北野天満宮で梅をみて、八坂神社の向かいの“いづ重”さんでむしずしをいただきました。“いづ重”さんは漆塗りの器に入れ子になった蒸篭でしたが、今日の“乙羽”さんは小ぶりの可愛らしい蓋つきどんぶり。アチチと言いながら蓋を開けるとふわあっとほんのり甘い香りがたちのぼります。卵に穴子、しいたけの優しい味で、いつまでもあったかく本当に美味しいむしずしでした。
お腹いっぱいになった後は、すぐ近くの錦市場へ。お腹いっぱいでも、ここには美味しそうなものがたくさん並んでいて、どれもこれも欲しくなっちゃうので大変ですね。錦市場は京都に住んでいた時も時々のぞいていました。そして来る度に必ず買っていたのが“こんなもんじゃ”の豆乳ドーナッツ!お豆腐やさんが作るドーナッツなのですが、ふわふわ軽くて、ほのかな甘み。出来立てをその場で食べるとホントに美味しいんです。今日も久々に・・・と思ったけれど、連休中という事もあってすごい行列であきらめました。その代わりに、こちらも毎度お気に入りの長いものわさび漬けと、同じくお気に入りのお惣菜屋さん“井上”さんで、いも棒と、万願寺とうがらしの昆布炒めを買って帰りました。いも棒ってホントに美味しいし大好きなんですけど、自分じゃ絶対作れないですよね・・・
京都は私にとっては大学生活を送った街、特に三条の辺りは住んでいたのもこの辺り、アルバイトも遊ぶのも全部ここだったのでたくさんの思い出がつまっています。今日は半年ぶりの京都だったので、バスの窓からいろいろな事を思いながら懐かしい景色を眺めていました。いずれまた京都に住む機会があるといいなあ。 M
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Danke schoen.
by prost-familie
| 2007-02-11 22:46
| 旅行