2007年 04月 20日
京都での再会 |
と言っても楽器、コントラバスの話です(笑)
今日は客員首席として弾きに来ている京都市交響楽団定期演奏会の本番でした。
私の真後で石丸さんが使用している楽器は元ベルリンフィル首席フリードリッヒ・ヴィットさんがオーケストラで弾いていたコントラバス。
Kが今日持参して弾いていた楽器は以前このブログでも紹介した名器ジョヴァンニ・マリア・デル・ブゼットというコントラバスで同じくベルリンフィル首席のライナー・ツェペリッツ教授がベルリンフィルで弾いていたもの。長らくベルリンフィル第一プルトで並んで弾かれていた楽器同士なのです。
奇しくも十年以上の時を経て日本で再会、並んで弾くこととなったのです。
そんな訳でパチリと記念撮影しました。
今日は特にコントラバスが活躍するプログラムではありませんが、指揮者のボッセさんから時折コントラバスに向かってもっと鳴らすように指示が飛びます。
「ボッセさんは長年ドイツの名門ゲヴァントハウスのコンサートマスターを務めていた人だし、彼はドイツの懐の深い底鳴りのするコントラバスのイメージを欲しているんだよ。ここはゲヴァントハウスのコントラバスセクションの向こうを張れるくらい底鳴りさせようよ・・・」
と皆で大いに頑張って演奏。 ただ頑張ればいいというものでもありませんが とにかく痛快無比に演奏会を終えました。
今回は縁あって首席で呼んでいただきましたが出来ることならまた弾きに行きたいと思ったKでした。
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Danke schoen.
by prost-familie
| 2007-04-20 23:58
| コンサート