2007年 05月 04日
泉の森ジュニアチェロコンクール |
今日は泉佐野市泉の森ホールで行われた「泉の森ジュニアチェロコンクール」にスタッフとして丸一日二人揃って携わっていたKとAです。
このコンクールは1998年以来2人で企画発案から携わった「泉の森国際チェロコントラバスフェスティバル2001」の一環として始められたものです。
チェロとコントラバスのための国際コンクールは第二回が昨年2006年に開催の予定でした。主催の泉佐野市文化振興財団では独自に国際コンクール開催の為の積み立てまでしてその準備をしていたのですが御多分に漏れず何処も同じ地方公共団体の財政難。
一度はホール閉鎖まで市が決定したものの市民の反対運動によりどうにか持ちこたえましたが、備蓄していたコンクール準備資金は市の回収の憂き目にあい下交渉までしていたのに第二回開催は敢え無く頓挫。
ただこのジュニアチェロコンクールだけは2001年の第一回から毎年五月の連休の子供の日もしくはその前後に開催してきていて今年で早第7回。財政難の振興財団主催では行えなくなったので何故かコントラバス弾きのKとヴァイオリニストAが「ジュニアチェロコンクール実行委員会」委員長・副委員長として委員会を立ち上げ今まで継続してきているという訳なのです。
第一回のコンクールのレポートをKのサイトでご覧頂けます。
今回の審査員、 審査委員長:倉田澄子(桐朋学園大学教授)、河野文昭(東京芸大教授)、藤森亮一(NHK交響楽団首席チェロ奏者)、松波恵子(桐朋学園大学、東京音楽大学両講師)、ルドヴィート・カンタ(アンサンブル金沢首席チェロ奏者)の諸先生方にお願いしました。
さて今日は朝早くから審査員の先生方を迎えて小学生部門からスタート。
ここ二・三年、 小学生部門のレベルの向上振りが著しく、本当にまだ小さくて可愛いミニチェリスト達がボッケリーニのコンチェルトやカサドの無伴奏組曲をテクニック的にも音楽的にも素晴らしく弾いている様には驚かされます。
ステージの上でとても堂々とスケール大きく演奏しているので大きな子のように感じていたのに実際そばにいくとあまりにも小さくて可愛いチェリスト達なので驚いたとカンタさんが仰っていましたが私も全く同感。
今までの参加者には遠く青森・沖縄・スイス・アメリカなどから来ている子達もいましたし、毎年受けに来る子達が年と共に中学生部門・高校生部門と部門を換えつつどんどん上達していく様を目の当たりにするのは頼もしい限りです。日本国内で子供達が受けられるチェロだけのコンクールというものはここ以外になく、受けに来る子供達に取っても同年代のチェロの演奏を聴けることはとても励みになるようです。
さてコンクール委員会委員長を務めるKは最後の表彰式で「ご挨拶」&表彰状授与を行うのが今日のメインのお仕事。コンサートの合間でのトークなら慣れているのでさして問題なくできるのですがこういった公の場での改まった挨拶ばかりは
・・・もういけません(×_×)
原稿を片手に話していたのに噛みまくり。あがってしまって早口になるし、表彰状授与では受賞者の名前を読み違える始末。
全ての挙動がせわしなく落ち着き無かったとかで客席にいたAからは「もう来年からは運営委員長 首ねっ。」と宣告される始末。情けないったらありませんでした。
これだけレベルの高い子供達の集まって来る、そしてお互いの励みになるコンクールを何としてでも長く続けていきたい、また一層頑張らなければと思ったKとAでした。
さあ今年は無事に終わったし来年の準備に入らなければ! K
P.S.「泉の森ジュニアチェロコンクール」今回第七回の結果はこちらでご覧頂けます。
ここをワンクリックして「Blogランキング」にご協力下さい。
Danke schoen.
このコンクールは1998年以来2人で企画発案から携わった「泉の森国際チェロコントラバスフェスティバル2001」の一環として始められたものです。
チェロとコントラバスのための国際コンクールは第二回が昨年2006年に開催の予定でした。主催の泉佐野市文化振興財団では独自に国際コンクール開催の為の積み立てまでしてその準備をしていたのですが御多分に漏れず何処も同じ地方公共団体の財政難。
一度はホール閉鎖まで市が決定したものの市民の反対運動によりどうにか持ちこたえましたが、備蓄していたコンクール準備資金は市の回収の憂き目にあい下交渉までしていたのに第二回開催は敢え無く頓挫。
ただこのジュニアチェロコンクールだけは2001年の第一回から毎年五月の連休の子供の日もしくはその前後に開催してきていて今年で早第7回。財政難の振興財団主催では行えなくなったので何故かコントラバス弾きのKとヴァイオリニストAが「ジュニアチェロコンクール実行委員会」委員長・副委員長として委員会を立ち上げ今まで継続してきているという訳なのです。
第一回のコンクールのレポートをKのサイトでご覧頂けます。
今回の審査員、 審査委員長:倉田澄子(桐朋学園大学教授)、河野文昭(東京芸大教授)、藤森亮一(NHK交響楽団首席チェロ奏者)、松波恵子(桐朋学園大学、東京音楽大学両講師)、ルドヴィート・カンタ(アンサンブル金沢首席チェロ奏者)の諸先生方にお願いしました。
さて今日は朝早くから審査員の先生方を迎えて小学生部門からスタート。
ここ二・三年、 小学生部門のレベルの向上振りが著しく、本当にまだ小さくて可愛いミニチェリスト達がボッケリーニのコンチェルトやカサドの無伴奏組曲をテクニック的にも音楽的にも素晴らしく弾いている様には驚かされます。
ステージの上でとても堂々とスケール大きく演奏しているので大きな子のように感じていたのに実際そばにいくとあまりにも小さくて可愛いチェリスト達なので驚いたとカンタさんが仰っていましたが私も全く同感。
今までの参加者には遠く青森・沖縄・スイス・アメリカなどから来ている子達もいましたし、毎年受けに来る子達が年と共に中学生部門・高校生部門と部門を換えつつどんどん上達していく様を目の当たりにするのは頼もしい限りです。日本国内で子供達が受けられるチェロだけのコンクールというものはここ以外になく、受けに来る子供達に取っても同年代のチェロの演奏を聴けることはとても励みになるようです。
さてコンクール委員会委員長を務めるKは最後の表彰式で「ご挨拶」&表彰状授与を行うのが今日のメインのお仕事。コンサートの合間でのトークなら慣れているのでさして問題なくできるのですがこういった公の場での改まった挨拶ばかりは
・・・もういけません(×_×)
原稿を片手に話していたのに噛みまくり。あがってしまって早口になるし、表彰状授与では受賞者の名前を読み違える始末。
全ての挙動がせわしなく落ち着き無かったとかで客席にいたAからは「もう来年からは運営委員長 首ねっ。」と宣告される始末。情けないったらありませんでした。
これだけレベルの高い子供達の集まって来る、そしてお互いの励みになるコンクールを何としてでも長く続けていきたい、また一層頑張らなければと思ったKとAでした。
さあ今年は無事に終わったし来年の準備に入らなければ! K
P.S.「泉の森ジュニアチェロコンクール」今回第七回の結果はこちらでご覧頂けます。
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Danke schoen.
by prost-familie
| 2007-05-04 22:46
| コンクール