2007年 05月 14日
村治佳織&アンヘル・ロメロ |
昨日(14日)は第49回大阪国際フェスティバルの取り(最終日)でギタリスト村治佳織&アンヘル・ロメロのバックオーケストラを務めていたKです。
1)武満徹:「夢の縁へ」Solo 村治佳織&Century Orchestra Osaka
2)Rodorigo:「アランフェス協奏曲」Soloアンヘル・ロメロ&C.O.O.
3)Turina:「闘牛士の祈り」 オーケストラのみ
4)Rodorigo:「マドリガル協奏曲」Soli村治佳織、アンヘル・ロメロ&C.O.O.
ソリスト村治さんとロメロさん、いずれ劣らぬ美しく磨き抜かれた音色と明瞭なフレーズ。ギターにありがちなシフトのノイズも全くない演奏で楽しく伴奏していました。
何しろ会場が客席数2300を超えるフェスティバルホールですし、オーケストラをバックにしての独奏ですからギターにはPA(電気増幅)を使っていました。
今回ステージに置かれていたスピーカーは今まで見たこともない卵形のもの。前回村治さんと協演したときには使っていなかったものだったので音響を担当されていたスタッフの方にリハーサルの時色々話を聞かせてもらいました。
Kも演奏する場所の音響や協演の楽器によっては実はPAを使うことがありピックアップやスピーカーに色々こだわりをもっているのです。そのコントラバス用のものについてはいずれまたお話しすることにして今日はギター用のものについて。
ギターの音というのは弦を弾(はじ)いて作るものだけに音の立ち上がり(出始め)が最も特徴的。
反応の遅いスピーカーだとどうしても歯切れが悪くなる上にギターの音の自然な減衰も忠実には再現できないのだとか。この卵形スピーカーはそのレスポンスが圧倒的な速度を誇っているとかで、成る程ギターの音量をかなり上げても自然に聞こえていました。
村治さんもお気に入りで昨年来ずっとこのスピーカーを使っているのだそうです。
そうは言っても生音のオーケストラと自然な聞こえになるようにバランスをとるにはマイクのセッティングからスピーカーのボリュームのセッティングなどかなり細かく調整しないといけません。
リハーサルの時もソリスト村治さんを含めて音響スタッフ総出で調整に余念がありません。
それにしても村治さんは素敵な美人、凛とした立ち居振る舞いなのにどこか暖かい雰囲気が漂い、 しかもギターが上手いときている。すっかり魅了されてしまった親父モードのKでした。
独特の気さくな雰囲気を醸し出すおじさんアンヘル。昨日の練習には飛行機が(に?)遅れたとかでとんでもなく遅刻してきたのですが ランニングシャツに短パン、ビーチサンダルといった出で立ちでハワイのリゾートからの帰りなのかという案配。 でもステージでは空気を変えてしまう素晴らしい音楽家でした。
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Danke schoen.
1)武満徹:「夢の縁へ」Solo 村治佳織&Century Orchestra Osaka
2)Rodorigo:「アランフェス協奏曲」Soloアンヘル・ロメロ&C.O.O.
3)Turina:「闘牛士の祈り」 オーケストラのみ
4)Rodorigo:「マドリガル協奏曲」Soli村治佳織、アンヘル・ロメロ&C.O.O.
ソリスト村治さんとロメロさん、いずれ劣らぬ美しく磨き抜かれた音色と明瞭なフレーズ。ギターにありがちなシフトのノイズも全くない演奏で楽しく伴奏していました。
何しろ会場が客席数2300を超えるフェスティバルホールですし、オーケストラをバックにしての独奏ですからギターにはPA(電気増幅)を使っていました。
今回ステージに置かれていたスピーカーは今まで見たこともない卵形のもの。前回村治さんと協演したときには使っていなかったものだったので音響を担当されていたスタッフの方にリハーサルの時色々話を聞かせてもらいました。
Kも演奏する場所の音響や協演の楽器によっては実はPAを使うことがありピックアップやスピーカーに色々こだわりをもっているのです。そのコントラバス用のものについてはいずれまたお話しすることにして今日はギター用のものについて。
ギターの音というのは弦を弾(はじ)いて作るものだけに音の立ち上がり(出始め)が最も特徴的。
反応の遅いスピーカーだとどうしても歯切れが悪くなる上にギターの音の自然な減衰も忠実には再現できないのだとか。この卵形スピーカーはそのレスポンスが圧倒的な速度を誇っているとかで、成る程ギターの音量をかなり上げても自然に聞こえていました。
村治さんもお気に入りで昨年来ずっとこのスピーカーを使っているのだそうです。
そうは言っても生音のオーケストラと自然な聞こえになるようにバランスをとるにはマイクのセッティングからスピーカーのボリュームのセッティングなどかなり細かく調整しないといけません。
リハーサルの時もソリスト村治さんを含めて音響スタッフ総出で調整に余念がありません。
それにしても村治さんは素敵な美人、凛とした立ち居振る舞いなのにどこか暖かい雰囲気が漂い、 しかもギターが上手いときている。すっかり魅了されてしまった親父モードのKでした。
独特の気さくな雰囲気を醸し出すおじさんアンヘル。昨日の練習には飛行機が(に?)遅れたとかでとんでもなく遅刻してきたのですが ランニングシャツに短パン、ビーチサンダルといった出で立ちでハワイのリゾートからの帰りなのかという案配。 でもステージでは空気を変えてしまう素晴らしい音楽家でした。
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Danke schoen.
by prost-familie
| 2007-05-14 01:42
| コンサート