2008年 04月 18日
首席交代 |
首席交代といっても大阪センチュリー交響楽団ではなくてベルリンフィルハーモニー管弦楽団コントラバスセクションです。K
揃って定年を迎える現首席のK. シュトール氏とR.バッツェル氏に加えて2004年に首席になったばかりのN.シェハタ氏も退団することになり今回首席のポストを一挙に3席募集したのです。
厳しい書類審査に残った11人でその3席のポストを巡って三次に渡る演奏試験が昨日一日行われ三人が一挙に合格したとのことです。
その11人の中にはウィーンフィルのメンバーも二人いたといいますからやはりベルリンフィルの首席というポジションはオーケストラのコントラバス奏者にとっては世界の最高峰だということなのでしょう。
our collection, FIRENZE
その世界最高のポストを得たのは現在ベルリンフィルでテュッティとして弾いているS.ライネ氏とJ.サクサラ氏の2名に加えてベルリンドイツ交響楽団首席のM.マクドナルド氏の三人。S.ライネ氏とJ.サクサラ氏の2人はこのポストの試験を団内から何回も受けてきたのですが今まで受からず、昨日二人揃ってようやく念願のポストを手に入れたわけです。 早速お祝いメールを送らないといけません。
辞めた方のN.シェハタ氏は弱冠28 才、23才でミュンヘン国際コンクール優勝、翌年ベルリンフィルの首席に就任という素晴らしい才能のプレーヤーです。昨年来ミュンヘン音大の教授になりたった4年でベルリンフィルを辞めるのだとか。オーケストラでの演奏活動の傍らソリストとしても華々しく活躍している本当に性格の良い好青年です。先日10〜12日もバレンボイム指揮ベルリンフィルとロータの協奏曲をフィルハーモニーホールで協演した所。
オーケストラで演奏するというのはとにかくハードな仕事です。
拘束時間は普通の仕事に比べるとさして長くないのですが、プライベートに楽器基礎練習を絶えずしなければならないし、オーケストラ演奏曲の準備勉強・練習もしなければならない。
プロとして演奏会でプレーするというストレスは半端じゃありません。ベルリンフィルの場合世界のトッププレーヤーの集団ですからその中でのストレスも尋常ではありません。
その上コントラバスの場合楽器が大きいから体力的にもかなりハード。
ソロ活動をするとなると、特にコントラバスの場合独奏用に使う楽器とオーケストラで使う巨大な楽器とのサイズもヴァイオリンとビオラ以上に大幅に違うし、ソロの勉強・オーケストラの勉強とチューニングもサイズも違う楽器それぞれで練習をつまないといけませんから、普段の練習がほぼ倍の時間必要になるのです。
体力的にも時間的にもハードな生活よりも教授生活をしながら自分の演奏活動を幅広く展開していく方を選んだのでしょうね。それにしてもまだ彼は28才! これからの演奏活動が楽しみな素晴らしいコントラバス奏者です。 K
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Danke schoen.
署名の募集の第一次締め切りを今朝行い、「大阪センチュリー交響楽団への補助金継続を求める要望書」が午後府庁で府知事・府議会議長宛に文化部長に提出されました。
その様子はこちら「大阪センチュリー交響楽団を応援する会」のページでご覧頂けます。
今朝まで8日間に集まった署名はなんと75,941筆
たくさんの方々の応援メッセージと共に心強いかぎりです。
署名してくださった方々、それを取りまとめてくださった方々に心より感謝いたします。
この署名活動は今月いっぱい第二次として続けていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
K
揃って定年を迎える現首席のK. シュトール氏とR.バッツェル氏に加えて2004年に首席になったばかりのN.シェハタ氏も退団することになり今回首席のポストを一挙に3席募集したのです。
厳しい書類審査に残った11人でその3席のポストを巡って三次に渡る演奏試験が昨日一日行われ三人が一挙に合格したとのことです。
その11人の中にはウィーンフィルのメンバーも二人いたといいますからやはりベルリンフィルの首席というポジションはオーケストラのコントラバス奏者にとっては世界の最高峰だということなのでしょう。
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その世界最高のポストを得たのは現在ベルリンフィルでテュッティとして弾いているS.ライネ氏とJ.サクサラ氏の2名に加えてベルリンドイツ交響楽団首席のM.マクドナルド氏の三人。S.ライネ氏とJ.サクサラ氏の2人はこのポストの試験を団内から何回も受けてきたのですが今まで受からず、昨日二人揃ってようやく念願のポストを手に入れたわけです。 早速お祝いメールを送らないといけません。
辞めた方のN.シェハタ氏は弱冠28 才、23才でミュンヘン国際コンクール優勝、翌年ベルリンフィルの首席に就任という素晴らしい才能のプレーヤーです。昨年来ミュンヘン音大の教授になりたった4年でベルリンフィルを辞めるのだとか。オーケストラでの演奏活動の傍らソリストとしても華々しく活躍している本当に性格の良い好青年です。先日10〜12日もバレンボイム指揮ベルリンフィルとロータの協奏曲をフィルハーモニーホールで協演した所。
オーケストラで演奏するというのはとにかくハードな仕事です。
拘束時間は普通の仕事に比べるとさして長くないのですが、プライベートに楽器基礎練習を絶えずしなければならないし、オーケストラ演奏曲の準備勉強・練習もしなければならない。
プロとして演奏会でプレーするというストレスは半端じゃありません。ベルリンフィルの場合世界のトッププレーヤーの集団ですからその中でのストレスも尋常ではありません。
その上コントラバスの場合楽器が大きいから体力的にもかなりハード。
ソロ活動をするとなると、特にコントラバスの場合独奏用に使う楽器とオーケストラで使う巨大な楽器とのサイズもヴァイオリンとビオラ以上に大幅に違うし、ソロの勉強・オーケストラの勉強とチューニングもサイズも違う楽器それぞれで練習をつまないといけませんから、普段の練習がほぼ倍の時間必要になるのです。
体力的にも時間的にもハードな生活よりも教授生活をしながら自分の演奏活動を幅広く展開していく方を選んだのでしょうね。それにしてもまだ彼は28才! これからの演奏活動が楽しみな素晴らしいコントラバス奏者です。 K
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Danke schoen.
署名の募集の第一次締め切りを今朝行い、「大阪センチュリー交響楽団への補助金継続を求める要望書」が午後府庁で府知事・府議会議長宛に文化部長に提出されました。
その様子はこちら「大阪センチュリー交響楽団を応援する会」のページでご覧頂けます。
今朝まで8日間に集まった署名はなんと75,941筆
たくさんの方々の応援メッセージと共に心強いかぎりです。
署名してくださった方々、それを取りまとめてくださった方々に心より感謝いたします。
この署名活動は今月いっぱい第二次として続けていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
K
by prost-familie
| 2008-04-18 23:50
| ニュース